【探検シリーズ ! vol.2】お相撲さん4人分のトイレットロールの謎に迫る!

制作チームのねずみごえもんと申します。
弊社では冊子を作るための印刷機をはじめ
大ロットの印刷ができる輪転機が並んでいます。
実は、弊社の多くの印刷機では
トイレットペーパーが大きくなったようなロール状の紙を使用します。
このロール状の紙を「巻取(まきとり)」といいます!「関取」じゃないよ!
今回は、ずっと気になっていた、この「印刷用紙」について。
いったい誰がどうやって運んだり、管理しているのか…。
ちなみに、重さはなんと1本約600kg!(お相撲さん4人分!)、
長年の謎を解くために工場へ!
いざ、潜入!
印刷工場西側に事務所がある。扉を開けると…!
弊社の物流の担当者が待機しています。
この場所に、運送会社さんがトラックで巻取を運んできます!いつもありがとう!
運んできた巻取は全部で26本!
トラックが横付けされたら、巻取を1本ずつ丁寧に
フォークリフトで掴んで回転させてプラットホームへ!
そこから数メートル人力で転がして、電動ローラーの上へ。
巻取が倉庫の中に吸い込まれていくー。
そしてこの倉庫の中に入ると…!
どーんと、大きな棚というかラック。
たくさんの巻取たちがきれいに収まっています。
この棚は、自動巻取倉庫と言います。
幅7.6m×長さ80m×高さ8m、計1,206本も収納可能!
そしてなんと、リフトが空いている棚に
巻取を自動で収めていってくれるんです!
すごーい!!
分かりやすく言えば、立体駐車場と同じ原理ですね。
弊社では、1ヶ月に約2,500~3,000本の巻取が入庫するそうです!!!
工場で印刷前に巻取を出すときは、工場側の端末から
入庫時に登録した用紙専用コードを入力します。
自動倉庫内を勝手に探して、自動扉が空いて、
指定した巻取が・・・
「お呼びですかぁ?ゴロゴロゴロ~」と出てきます!
ちなみに、印刷後に余った半端な紙を返す(返庫)時は、逆の手順で戻します。
各印刷機までは、床のレール(というか溝)に置いてある「トロッコ」という
小さい鉄板に乗せて移動させます。スイスイー。
それって、コードの入力を間違えたらおしまいじゃない?
と思ったあなた!
資材部で入庫時の量と返庫時の量で管理されているから、
その日の印刷工程を見れば間違いは分かるんだって!
さすが!
自動巻取倉庫の中では、
「出番はまだかなぁ?
キレイに印刷して素敵な誰かのもとへ届けてくれないかなぁ?」と
たくさんの巻取が出番を待ってるよー。
【探検シリーズ】では、今後も、弊社の知られざるレアスポットを探検・紹介していきます!お楽しみに!!
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