【冊子印刷】作品集・ポートフォリオの作り方とおすすめ仕様

作品集・ポートフォリオの作り方

これまでの自身の作品や実績をPRするためにまとめたものを作品集・ポートフォリオといいます。

クリエイターがデザイン集や写真集、webニュースなどをまとめるのが一般的ですが、子どもたちの成長を共有するために保育園の先生がポートフォリオを作成することもあります。

この記事では、そんな作品集・ポートフォリオの作り方について解説していきます。

作品集・ポートフォリオはこんな時に役立つ

作品集・ポートフォリオは主に自分の作品や実績をアピールするために使われます。
さきほど、保育園の先生が作成することもあるとお伝えしましたが、この記事では自分をアピールするためのポートフォリオを扱います。

クリエーターの世界では学歴や履歴書よりも作品集・ポートフォリオを重視する傾向にあります。
webサイトやデザイン関連の仕事に就きたい人にとって、必須書類といっていいでしょう。
そのため、デザイナーやwebライター、写真家などのクリエーターが仕事を探しているときに関係者に提出することが多いです。

作品集・ポートフォリオがあると、担当者に「この人はこういった仕事ができるんだ」と実感してもらいやすくなります。
そのため、1つの作品集・ポートフォリオを使い回すのではなく、提出先に合わせて内容を変えることが大切です。

ある程度作品が増えたり経験を積んだら作品集・ポートフォリオを作り始めましょう。作品集・ポートフォリオを一から作るには時間がかかるからです。

あらかじめ作品集・ポートフォリオを作成しておいて、適宜内容を変えることで時間短縮につながります。提出までの期間が短いことも多いので、効率的に自分をアピールしましょう。

作品集・ポートフォリオの作り方

作品集・ポートフォリオの作り方


まずは、作品集・ポートフォリオの作り方を順を追ってお伝えしていきます。
作品集やポートフォリオはどのようにして作成するのでしょうか?

まずは構成を決める

はじめに、どんな作品・ポートフォリオを作成するか構成を決めましょう。
構成を決めるのはトラブル防止と効率性という意味で有効です。

いきなり作品集・ポートフォリオを作ろうとすると「イメージから外れる」といったトラブルが起きやすいです。全体的なイメージやレイアウトのバランスを見ながら作品集・ポートフォリオを作成することで効率性も確保できます。

ノートに下書きするとさらに効率性が高まります。
構成の段階では作品集・ポートフォリオをキレイに作る必要がありません。
おおまかに考えたレイアウトや内容をノートにまとめるだけなので結果的に早く仕上がります。

作品集・ポートフォリオに求められる最低限の内容を下にまとめました。
「表紙」「連絡先を含めたプロフィール」「自己PR」「作品紹介」だけです。

これら4つの完成形をイメージしながら構成を決めます。
たとえば、担当者の目にとまるような表紙にし、さらに興味を持ってもらえるような自己PRと作品紹介を行います。
興味を持った担当者がコンタクトできるように、連絡先を明記してチャンスを掴みましょう。

ほかにも扉ページを設けるなど、提出先に合わせて内容を変えてください。

フォーマットを作る

デザインのテンプレートとなる「フォーマット」に構成を当てはめて作品集・ポートフォリオを作成します。最低限のフォーマットとして、上記の「表紙」「連絡先を含めたプロフィール」「自己PR」「作品紹介」を用意してください。

フォーマットが用意され、構成がしっかりできていれば作品集・ポートフォリオの完成は間近です。

どんなツールで作成すればよいか

実際に作品集・ポートフォリオを制作する場合は、紙面をデザイン・レイアウトするツールが必要になります。

どんなツールを使っても良いのですが、Microsoft PowerPoint(パワーポイント)を使用するのが簡単で始めやすいかもしれません。ビジネスシーンでも普段から使うことも多く、一般的なツールとも言えます。
同じようなツールであるGoogleスライドや、Keynoteなどを活用してもよいでしょう。
掲載する画像の加工処理はフリーソフト等で行うのが一般的です。

紙だけでなく、Webでもポートフォリオを作りたいという場合は、専用のポートフォリオ作成サービスを併用するといいでしょう。
「Portfoliobox」などのツールが人気です。簡易的なものであれば、無料で利用できるものもあります。

構成とフォーマットが準備できたらツールを使って実際に作成していきましょう。

どんな仕様にするかを決める

印刷された作品集・ポートフォリオは自己PRに直結するので、こだわりを持つ方が多いです。
とくに重要視されるのが「保存性の高さ」と「印刷の質の高さ」です。

提出された作品集・ポートフォリオが汚れたり折れていたとします。
すると、提出先の印象が悪くなり、実力を十分にアピールできません。
保存性を確保して実力を減点されないようにしましょう。

印刷の質の高さも大切です。
実物と比較してぼやけていたり本来の色を出せていないのは大きな問題です。写真やイラストがはっきり印刷できる紙や加工も求められます。
これらも提出先によっては仕様を変える必要があります。

作品集・ポートフォリオのおすすめ仕様

作品集・ポートフォリオをの印刷をお考えの方に、ネット印刷プリントモールがおすすめの仕様を紹介します。
プリントモールはかんたん30秒見積もり!サイト上で、仕様を選んでいくだけで印刷価格が確認できます。ぜひお試しください。

作品集・ポートフォリオにおすすめの商品仕様①

  • 製本方法:無線綴じ
  • サイズ:A4仕上がり
  • 表紙用紙:カード紙180kg 片面カラー
  • 本文用紙:マットコート90kg フルカラー
  • 加工:表紙PP加工(マットPP)

カラー写真などを多く掲載する場合は、色の発色が良い「マットコート紙」がおすすめです。表紙は、つや消しの「マットPP加工」を追加することで、高級感のあるシックな雰囲気の仕上がりになります。
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作品集・ポートフォリオにおすすめの仕様②

  • 製本方法:中綴じ(表紙本文 用紙ちがい)
  • サイズ:A4仕上がり
  • 表紙用紙:カード紙180kg 片面カラー
  • 本文用紙:マットコート90kg フルカラー
  • 加工:表紙PP加工(グロスPP)

ページ数が少ない場合は、中綴じで作るとよいでしょう。
表紙に厚めの「カード紙180kg」を使い、光沢のあるグロスPP加工を行うことで、しっかりとした仕上がりになります。
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まとめ

作品集・ポートフォリオを作成するのは手間も時間もかかります。
しかし、作品集・ポートフォリオを提出するかどうかで提出先の印象は大きく変わります。

ネット印刷を利用すれば、少ない部数から手軽に作品集・ポートフォリオを作ることができます。
作成をお考えの方は、ネット印刷プリントモールをぜひご活用ください。

冊子製本お役立ちコラム編集部

冊子の印刷製本を考えている方に、知っておきたい知識やお得な情報をお届けしています。はじめての方にもわかりやすく丁寧な記事を心がけています。 日々、お客様からのお問い合わせと注文対応に追われながら学ばせていただいています。

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