写真集を作りたい方に!印刷・製本のポイント

写真集を作りたい方に!印刷・製本のポイント

思い出の場面や、きらめく瞬間を収めた写真集は素敵に仕上げたいものですね。

今回は、写真集の印刷をお考えの方に、サイズや綴じ方、おすすめの用紙などのポイントをまとめて紹介します。
冊子のネット印刷プリントモールが選んだおすすめの仕様を、どうぞ参考にしてください。

注文の多い写真集のサイズは?

写真集印刷1

写真集の印刷では、縦長A4サイズ、ひと回り小さいB5サイズがよく注文されます。
規格サイズなので、本棚にも収まりやすく、ネット印刷を活用する場合もサイトからすぐに注文できるサイズです。

上記のサイズより、コストがかかりますが、少し違ったサイズで個性的な写真集を作りたい場合には、短辺綴じ(横型)や変形サイズで製本する方法もあります。
この場合は対応できるかも含めて、一度印刷会社に問い合わせてみることをおすすめします。

おすすめの綴じ方は?

次に、写真集におすすめの綴じ方を紹介していきます。

写真集には無線綴じがおすすめ

写真集印刷2

数十ページ以上のボリュームのある写真集には、無線綴じがおすすめです。

無線綴じは本文ページを重ねて背表紙の部分で糊綴じする製本方法です。そのため、ページの多さにも背幅を変えることで対応できます。丈夫でしっかりとした冊子に仕上がるのも特徴で、背表紙ができるため、タイトルや撮影の年月日などの情報も入れることができ、書棚での長期保管にも適しています。

大きく開ける「新PUR製本」もおすすめ

見開きのページ全体に写真を掲載し、よりしっかりと見せたい場合は「新PUR製本」もおすすめです。
「新PUR製本」は無線綴じをより開きやすくした「PUR製本」に当店独自の糊を使用し、より丈夫で低コストを実現した製本方法です。

無線綴じでは、多くのページ数を綴じることができますが、ページ数が多いほど綴じ部分は開きづらくなります。
「新PUR製本」は、無線綴じに使われる糊の強度を上げることで、その欠点を解消し、より開きの良い冊子を実現した製本方法です。通常の無線綴じに比べ、誌面を平らに開くことができ、見開きでページをまたがった写真を掲載したい場合にもきれいに見せることができます。
>>新PUR製本とは?無線綴じやPUR製本との違いについても紹介

ページ数が少ない場合は中綴じも

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ページ数が少ない写真集であれば「中綴じ」を選ぶのもよいでしょう。
30ページ程度の写真集であれば、無線綴じよりもリーズナブルできれいに仕上がります。

中綴じは、冊子の中央をホッチキス(針金)で綴じる製本方法で、背表紙がない分だけ綴じ部分までページを開くことができます。無線綴じに比べて、少ないページ数から綴じることができます。プリントモールでは、最小で8ページから対応しています。

一方で、100ページを超える場合は、中綴じの製本が難しくなります。この場合は、無線綴じを選びましょう。

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おすすめの用紙は?

次に、写真集の表紙・本文におすすめの用紙を紹介します。

表紙でよく使われる用紙

写真集の表紙におすすめの用紙は「カード紙」です。

色鮮やかなカラー再現ができる発色の良さが特徴で、掲載する写真をより鮮やかな見栄えにしてくれます。
用紙表面はコーティングされているため、光沢があり、なめらかな手触りの用紙です。

表紙に使う際の斤量(厚さ)は、180kg以上を選びましょう。カード紙180kgは、しっかりとしたポストカードほどの厚みになります。

本文でよく使われる用紙

写真集の本文におすすめの用紙は、「コート紙」「マットコート紙」がおすすめです。

コート紙
表面がコーティングされており、光沢があります。発色が良いため、写真の鮮やかさを強調したい場合に適しています。
マットコート紙
コート紙に比べると、表面の光沢を抑えた用紙です。その分、光の反射が少ないため、落ち着いた雰囲気を演出したい場合や文字も読ませたい写真集に適しています。

どちらも、なめらかな手触りで、インキのノリや発色がよく、写真を鮮明に印刷再現できるのが特徴です。
斤量(厚さ)は、一般的なコピー用紙より 少し厚めとなる90kg以上がおすすめです。裏面の印刷も透けにくく、しっかりとした写真集に仕上がります。

コート紙とマットコート紙の大きな違いは、光沢の程度にあります。写真集の雰囲気に合わせて選ぶとよいでしょう。

オプションにもこだわろう

写真集に「より高級感を出したい」「見栄えをよくしたい」方に、ワンランク上の仕上がりになるおすすめのオプションを紹介します。

おすすめオプション①:PP加工

「PP加工」とは、表紙にポリプロピレン(PP)フィルムを貼り、表面をコーティングする加工です。
PP加工を施すことで、より発色が良くなり、表紙を保護することができます。
使用するフィルムにより、艶のある「グロスPP」と艶の無い「マットPP」の2種類があります。

・グロスPP
艶のあるフィルムを使用するタイプです。加工前に比べて、表紙に光沢が出て、色が濃く鮮やかに再現されます。
・マットPP
艶の無いフィルムを使用するタイプです。光の反射が抑えられ、上品で落ち着いて見えるのが特徴です。

おすすめオプション②:カバー

表紙にカバーを付けるのもおすすめです。
表紙の高級感や質感を高められると同時に、大事な写真集を長期間、汚れや傷から保護できます。
プリントモールでは、コート紙・マットコート紙の2種類から選ぶことができます。PP加工とセットで利用するのが一般的です。

写真集のおすすめ印刷仕様

・製本:無線綴じ
・サイズ:A4またはB5
・色数:表紙:片面カラー 本文:フルカラー
・用紙:表紙:カード紙180㎏ 本文:マット90㎏
・表紙PP加工:グロスPP貼り

おすすめの印刷仕様の一例です。
本文は発色が良い「マットコート紙」、表紙には、光沢のある「グロスPP加工」を追加することで、高級感があり、鮮やかな写真集に仕上がります。

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プリントモールなら写真集印刷を5部からご注文!

ネット印刷プリントモールでは、中綴じ・無線綴じの印刷製本を5部からご注文いただけます。
必要な部数だけリーズナブルに写真集を作ることができるので、「少しの部数だけ写真集を作りたい」「少部数ではコストの割が合わない」とお悩みの方も安心です。

サイトで簡単にお見積りができます。ぜひ一度おためしください。
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まとめ

この記事では、写真集におすすめの印刷仕様を紹介してきました。ネット印刷プリントモールでは、冊子印刷が初めての方にも、専門スタッフが丁寧に対応します。

あなただけのオリジナルな写真集を作ってみませんか。お気軽にご相談ください。

冊子製本お役立ちコラム編集部

冊子の印刷製本を考えている方に、知っておきたい知識やお得な情報をお届けしています。はじめての方にもわかりやすく丁寧な記事を心がけています。 日々、お客様からのお問い合わせと注文対応に追われながら学ばせていただいています。

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