小説を製本して冊子にしてみよう!

小説を製本して冊子にしてみよう

執筆した小説原稿を製本して冊子に仕上げたいと思っても、具体的にどう製本するかご存知ではない方も多いのではないでしょうか。

近年では同人誌やライトノベルの発展に伴い、小説や漫画を趣味で執筆する人が多くなっています。製本方法を知っておくことで、自分の作品を希望の形で仕上げることができます。

この記事では小説を製本したい場合に知っておくべき基本事項や注意点について解説していきます。

小説の製本で準備すべきもの

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小説を執筆するには紙とペンがあれば可能ですが、製本を印刷会社に依頼することを考えると、デジタルデータでの原稿作成・入稿が主流となっています。
ここでは、デジタルデータでの原稿作成から入稿、製本依頼をするために準備するとよいものを案内します。

原稿(データ)・作成ソフト

小説の原稿は紙媒体ではなく、現在はデータ原稿が主流になっています。

原稿作成には文書作成ソフトを使用しましょう。文章の作成・保存が基本ですので、それほど高度なソフトは必要ありません。
おすすめのソフトは、Wordです。利用者も多いメジャーなソフトですが、小説の原稿作成に必要な段落設定なども一通り備わっており、これ1本あれば十分かと思います。

パソコン・インターネット

現在では、パソコンでの原稿作成が主流です。小説を執筆し、必要な時に情報を検索できるパソコン、インターネット環境が必要になります。

印刷を依頼する際のデータ入稿(アップロード)や入力のしやすさ、データ管理の面からも、スマートフォンやタブレットよりパソコンを使用するのが安心で効率的です。

また、インターネットは、端末を自由に持ち運びできる無線LAN環境が便利です。
持ち運びやすいノートパソコンと併せて用意するといいでしょう。

メールアドレス

製本を依頼する際にはメールアドレスが必要になることがあります。また、企業とのやり取りの際にもメールアドレスを用意しておくとスムーズにやり取りができます。

専用のメールアドレスを用意したい人は、Yahoo!やgmailといったフリーのメールアドレスを取得することをおすすめします。

クレジットカード・銀行口座

製本を印刷会社に依頼するには費用(支払い)が発生します。費用の支払いには銀行口座からの振り込み、クレジットカードを用意しておくと便利です。

納期が迫っている時には、クレジットカード支払いが便利です。また、印刷会社によってはコンビニ決済に対応している会社もあります。

印刷会社によって決済方法は変わってきますので依頼前に確認しておきましょう。

小説本のレイアウトで重要なポイント

小説_製本2

小説を執筆する際にページ内のレイアウトを意識することで、見栄えがスッキリし、文章が読みやすくなります。

レイアウトする際には以下の3つのポイントを意識するとよいでしょう。

・文字を詰めすぎない
・余白に気を配る
・ページ数を表記する

余白と文字組

ページの余白と文字組に注意して執筆すると文章が見やすくなります。ページサイズによって、適切な文字サイズや余白も変わってきます。

小説で最もよく使われるサイズはA5サイズです。また最近では、文庫サイズであるA6サイズも人気があります。

ここでは、参考までに、A5、文庫サイズ(A6)のおすすめの余白、文字組設定を紹介します。

A5
・幅:154mm、高さ:216mm
・余白:上下15mm、左右:17mm
・文字数:25~27、行数:20~22
・文字組:二段組
文庫(A6)
・幅:111mm、高さ:154mm
・余白:上 16mm、下 13mm、内 14mm、外 14mm
・文字数:40~42、行数:17~20
・文字組:一段組

上記設定は一例ですので、いろいろな設定を試してみて、読みやすいと感じられるレイアウトを見つけるとよいでしょう。

塗り足しについて

塗り足しとは、仕上がりのサイズよりも外側にはみ出させてデザインする部分のことです。

印刷物は、製本の際に仕上がりサイズで用紙を何百枚も重ねて断裁するため、紙端まで絵柄が載っているデザインの場合は、多少のズレで紙端に白場が出てしまう場合があります。
塗り足し部分は、製本時に断裁されてしまい紙面内には残りませんが、あらかじめ塗り足し分までデザインすることで、断裁ズレしても白場が出ず、印刷物がきれいに仕上がります

ページサイズは「仕上がりサイズ+天地左右に塗り足し各3mm」を加えて設定します。例えば、A5サイズ(148mm×210mm)なら、塗り足しを加えたサイズは(148+左3+右3)mm × (210+天3+地3)mmで、「154mm×216mm」となります。

ページ数とページ番号

小説の本文にページ番号を記載することで、読み手が今、何ページまで読んでいるかが把握しやすくなります。

ページ番号は、Wordの挿入メニューから設定することができます。本の1ページ目は表紙と決まっているので、本文の開始は3ページ目からページ番号を入れるのが一般的です。

以下は、文庫・サイズごとのページ数の目安ですので参考にしてください。

・文庫サイズ:100~350ページ程
・B6サイズ :50~350ページ程
・A5サイズ:50~350Pページ程

小説本のおすすめ製本仕様

小説を印刷するには様々な製本方法があります。
印刷する際の仕様について紹介致しますので参考にしてみましょう。

小説本の冊子サイズ

同人誌小説や自費出版本では、A5判(148mm×210mm)が最もよく使われます。他には、文庫本で標準となっている文庫サイズ(A6判、105mm×148mm)やハードカバー(単行本)で使われるB6判(128mm×182mm)・四六判(128mm×188mm)などがあります。

執筆する小説のイメージやターゲットに合わせて選ぶとよいでしょう。

小説本の製本方法(綴じ方)

小説を比較的リーズナブルに製本できる製本方法には、無線綴じと中綴じの2種類があります。
それぞれのメリットを確認していきましょう。

無線綴じ冊子のメリット

無線綴じは、本の背を糊で接着する製本方法です。針や糸を使用せず綴じる(綴じ部分に線が入らない)ため無線綴じと呼ばれています。

無線綴じは、ページ数が100ページ以上の分厚い冊子でも製本することができます。
また、背表紙ができるので本棚に置いていても見つけやすいのも特徴です。無線綴じの冊子は丈夫でしっかりとしているので長期保管にも向いています。

小説だけでなくアルバムやパンフレット、教科書にも使用されている製本方法です。

中綴じ冊子のメリット

中綴じ冊子は用紙を二つ折りにして中央部分をホッチキスで綴る製本方法です。
無線綴じに比べると構造がシンプルな製本方法で、見開きいっぱいまでページを開けるのが特徴です。手作りで製本することもできます。

8ページと少ないページ数から綴じることができ、比較的リーズナブルに印刷できるため、カタログやパンフレットなどにもよく使用されています。

ページ数は少ないが、はじめて小説を製本してみたいという方には、おすすめの製本方法といえます。

小説におすすめの本文用紙

小説の本文は、文字原稿が中心になります。本文用紙には、表面の光沢や反射が少なく、文字を読みやすい用紙がおすすめです。

小説におすすめの本文用紙をいくつかご紹介します。

上質紙
最もおすすめの用紙です。表面にツヤがないため、文章が読みやすいのが特徴で、モノクロの文章がメインとなる小説に最適です。少し凹凸のあるさらさらとした肌触りで、素朴ながら上品な風合いに仕上がります。

B7バルキー
上質紙に薄く顔料をコーティングした用紙で「軽い、厚い、白い、柔らかい」紙質が特徴です。上質紙の風合いや手触り感を保ちつつも、目が疲れにくく、めくりやすい用紙です。

淡クリームキンマリ
淡いクリーム色の用紙で、長時間の読書でも目が疲れにくいのが特徴です。さらさらとした肌触りでページをめくりやすいのも小説に向いています。

冊子オプションでワンランク上の小説にしよう!

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通常の冊子製本にプラスして、おすすめなのが冊子オプションです。 シンプルな冊子も魅力的ですが少し高級感のある仕上がりにしたい人は取り入れてみるといいでしょう。

表紙PP加工

用紙の表面にフィルムをコーティングすることによって長期保存、耐久性を向上させる加工です。
表紙PP加工には「マットPP加工」と「グロスPP加工」の2種類があります。

マットPP加工
マットは艶消し・光沢が無いという意味合いで、マットPPは落ち着いたシックな印象の表紙に仕上がります。上品な雰囲気や高級感を演出したい場合におすすめです。

グロスPP加工
グロスは光や艶といった意味合いで、グロスPPは光沢がある鮮やかな発色の表紙に仕上がります。イラストや写真を表紙に入れてより華やかに見せたい場合におすすめです。

カバー・帯

店頭で並ぶ小説には、表紙カバーや帯が付いているものがほとんどです。
個人で作る小説にも表紙カバーや帯を付けることでより本格的な仕上がりにすることができます。オリジナルの表紙カバーをデザインするのも楽しいです。
カバー・帯ともにコート紙とマットコート紙から選ぶことができ、PP加工も施すのがおすすめです。

まとめ

如何でしたか?小説を製本する際には、サイズや製本方法、用紙の特性を知った上で、自分の小説のイメージにあったものを選んでみましょう。
依頼前に、連絡用のメールアドレスや支払いに必要となる準備を揃えておくと、印刷会社とのやり取りがスムーズになります。

カバーやPP加工なども活用し、あなたの小説をオリジナリティあふれる1冊に仕上げましょう。


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